私の発想の原点(^_^;) その2

  
【写真は11月3日・大豆の刈取(相模原・津久井)】



前回は私の40歳までの前職だった店舗経営の失敗から学び
私の今日の発想の原点ともなった
「店舗経営に固定費を掛けたり、大きな投資をしてはいけない」
…という事に触れました。




しかし、そんな事を言っておきながら私は今からちょうど20年前
1991年の12月、とんでもない買い物をしてしまいます。
お金も無いのに分譲のマンションを長期のローンで買ってしまうのです。(^_^;)
それが今も住んでる交通の便も悪い川崎の76平米の普通のマンションですが
当時の販売価格は5,800万円!、いつも利用するガソリンスタンドの近くにあって
ヒマつぶしに寄ってみたら1件だけモデルルームが売れ残っていて営業マンが
「5、800万円の物件ですが頭金の1000万円分は当社が負担し、
このモデルハウスの設備もすべて付けますので…」というのです。




私は前職の失敗で分譲の公団住宅を処分してローンも組めない状況でしたが
共働きの妻はソコソコの高級を取っていて銀行にも信用があったのです。
しかしその会社の経営状態が怪しくなって来た頃で
「ローンを組むなら今しかない!」と魔がさしたのです(^_^;)




店舗経営に関しては借金をするな!という哲学を持ちながら
住宅ローンに関してはまったくそんな感覚がなかったというわけです。
その結果、今考えればバブルがハジケて1年以上が経過しているというのに
5700万円の売れ残ったマンションが1000万円安く買える事に飛びついて
800万円の頭金を妻に父親から工面し妻名義で残り3900万円をローンにしたのです。




住宅金融公庫から2200万円を年5.7%固定金利で35年ローン。
関東年金から900万円を5.3%〜5.6%の金利で30年ローン。
スター銀行(東京相和)から800万円を変動金利(現在1.6%)で25年ローンを組んだのです。




その結果、これまで20年近くが経過して支払った総額は約6000万円。
それでも3900万円の借入金は1600万円ほどしか減っておらずまだ2300万円も残っているのです。
発売当初は5800万円だったマンションが今では1500万円でも売れないのです(^_^;)




まーこれもバブルに踊らされ事業に失敗した人から見たら可愛いものですが
ここから多くの事を私は身を持って学ぶ事が出来たというわけです。(^_^;)



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