TPP問題から私が思う事


【写真は10月27日・尾道



「経済活動をすればするほど損をする!」…
1年ほど前にオリックスの宮内会長の”ぼやき”として、このブログに載せましたが
それは留まるどころか全世界に普及し、これは私がもう10年以上もネットで発言して
いるように21世紀の新しい価値観に変換しなければならない兆しだと  
どうして思わないのでしょうか?



でも、これもムリなはなしでしょう。
企業家は経済活動をする事が仕事で、金融はその仕組みの中で実体経済
数倍に膨れあがり世界を飛び回り、
多くの勤労者は雇用という形でその仕組の中で生計を立ているからです。



ようするに軍国主義の時代は戦争をやり続けなくてはならないように
今の資本主義時代は経済活動をやり続けなければならないようです(^_^;)



しかし戦争をやり続けるのも限界があるように、
経済成長をやり続けるのも限界があります。



TPP【環太平洋戦略的経済連携協定】の問題を見ていると…
これも形を変えた国どうしの、また連合軍としての戦争のようにも見えてきます。
ようするに国益を掛けてパイの取り合いをしようといった感じに見受けられるわけですが
問題はパイそのものにも限界があって、そんなものを奪いあって最終的に誰が
利益を得るのか?という事です。



また、ここで問題になってくるのが…
「まだまだパイは広がって市場は無限にある!」
「経済成長はまだまだ人類にとって必要だ!」…という積極的意見です。(^_^;)
でも、こういった意見の出どころをよ〜く分析してみると、
”立場上”の意見だったりする事が多く、個人的には”限界”を感じている人が多いのです。
私の義理の弟はH製作所で原発の仕事を長くやっているようですが、
「個人的には無い方が良いと思っている」とこっそり教えてくれました(^_^;)



「あの戦争は間違ってると思ってはいたがあの状況下では…」
太平洋戦争で300万人の犠牲者と国土を焼土化した戦争を遂行した政治家や軍人の言葉です。
今の時代は命までは取られません…
一人一人の人間がホンネで生きてく工夫をすれば上手く行くようになっているのです(^_^;)




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