すべてのビジネスは助け合い!?

  
【写真は10月25日・清荒神(宝塚)にて】



私は【相互扶助】も【助け合い】も、ほとんど同義語だと思っているのですが…
思ったとおり言葉の定義に拘る坂本さんからコメントがあり一応は
そのコメント覧でお応えしましたが、坂本さんの以下の質問に対して
もう少しココで掘り下げて私の考えを述べようと思います。


>保険ではこれを『助け合い』と言って、
>自動車会社はこれを『助け合い』とは言わないようですが。

 

ビジネスの世界も基本はギブ・アンド・テイク…
すなわち相互扶助・助け合いではないか?
すくなくとも私はそう思っていますし、そうありたいと思っています。
 


保険は゛助け合いの制度゛を商品として売っている(という私の認識)
わけですが、その保険商品が一方的に保険会社にとって有利なもので
保険会社と契約者の関係がギブ・アンド・テイクではなく
保険会社がテイク・アンド・テイクで搾取する一方なら
その保険ビジネスはやがては崩壊することになるでしょう。



保険商品は自動車などの一般的な商品と違って見る事も触る事も出来ません。
その保険料が適正かどうかも一般の契約者には判断がつきません。
結局のところ、その保険商品が対象にするリスクへの゛心配度゛が高い人が
保険に加入する事になるようです。
保険を売る最も簡単な方法は不安や心配を煽る事です(^_^;)
 


その効果があってか、昔から比べたら人類はとても豊かになっているというのに
不安や心配を抱える人がとても多くなりました。
でも、あれも心配これも心配と保険を掛けていたら家計が持ちません。



坂本さんご自身の2月28日のブログに興味深い記事を書かれていました。
今人気の月々の保険料が100円ちょっとで加入出来る゛先進医療特約゛について
直近のデータで1年間で先進医療にかかった費用と日本の人口で割り出しと
一人当たりの年間負担は50円ですむというのです。


これにはギブ・アンド・テイクの精神は存在しているでしょうか(^_^;)



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。