今こそ円の信用をより高めて…


【写真は9月25日・東大和で焼うどんのボランティア】



ようするに、日本にはたっぷりとお金があるという話しを前回はしましたが…
そのお金の価値を「下げてしまえ!」というのが大多数の意見のようです。
その理由は「円高」や「デフレ」を克服しなければ経済は停滞したままで
このままだと日本は世界から取り残された貧しい国になってしまう…
という考えのようです。



しかし、このような事はもう20年近く言われ続けて
政府も日銀もそれなりに手を打ってきているのです。
しかし景気対策の為に手を打てば打つほど、結局は国債の発行で景気対策
資金を捻出し続ける事で、景気は一向に良くなっていないのです(^_^;)
そんな事をしているうちに…
大震災と原発事故が日本を襲い
いよいよ本格的な少子高齢化社会に突入しようとしているのです。(^_^;)



「だからこそ!ここで日本が経済復興しなければ!」
「がんばれニッポン!」…という気持も判らないではありませんが
20年近くやって効果が出ない事を更に気合を入れてがんばったところで
一時的な景気回復があったとしても、
戦後日本が経験したような右肩上がりの経済が復活するでしょうか。
 


日本の総債務残高がGDP比ではあのギリシャを上回っていても
゛円゛が安全な通過として買われるは、それを上回る個人資産があるからです。
ようするに国全体で見たらまだ財産の方が多いという事です。
その゛円゛の価値を下げれば輸出産業に有利に働き雇用が生まれ
国際競争にも勝ち抜く事が出来るという皮算用のようです。



しかし経済や為替を思い通りにコントロールさす事が不可能であるという事が
やっとここまで来て、やっと実感されつつある時代です。
こんな時に下手な小細工で゛円゛の信用を放棄するような政策を日本が取れば
イッキに円安が進みハイパーインフレで円が紙くずになる可能性だってあるのです。



今こそ円の信用をより高めて…分かち合いの構造を世界に示す事が出来たなら
日本が21世紀をリードする国になるのではと、思うのですが(^_^;)




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