景気が良くなるとは、どういう事か?


また円高が加速して大騒ぎのようです(^_^;)
私は円高゛になる事は日本人にとって基本的には良い事だと思っているのですが
そう思わない人がとても多いようです。



円高は輸出のマイナス要因で景気に悪影響を及ぼすというのです。
しかし日本の輸出品の多くは付加価値の高いものに既にシフトされていて
少々の円高で他国に市場を奪われるリスクも少ないでしょう。
外貨での売上げを円に換算すると差損は出るでしょうが、そのまま外貨で持って
現地で使えば損にはならないでしょう。
それよりも円高なら海外のモノを買うのも、海外に行くのも安くなるわけで
人々の生活にとってはメリットの方が多いのではないでしょうか?



゛デフレ問題゛もこれと同じで、人々が生活していく上ではインフレよりデフレの
方が良いと思うのですが…なぜか問題になるのです。(^_^;)
『政府や日銀は何の手も打たないから日本経済は低迷を続けている』…
という流れになって、また今回の円安で
「円や国債をじゃぶじゃぶ発行しろ!」という声が高まるかもしれません(^_^;)



こんな事を繰り返して本当に景気が良くなるでしょうか?



円安・インフレにはなったけど景気はそのままでは国民生活は悲劇です。
言い換えれば『景気が悪くても円高でデフレなら何とか生活出来るのです』
低成長の時代を日本がやってこれたのは円高・デフレだった事も
大きな要因だったのではないでしょうか?



では…景気が良くなるという事は具体的にはどういう事を指すのでしょうか?
(1)お金が市場にたくさん流通し経済活動が活発になる。
(2)雇用も創設され消費も増えて、人々の生活も豊か?になる。
(3)その結果、企業や投資家は大きな利益を上げ国の税収が増える。



私には(3)が究極の目的のような気がしてならないのです(^_^;)
企業や投資家は利益を上げる事そのものが目的ですし
税金を徴収する事が国の目的と言ってよいほど重要な事ですが…
ひとりひとりの人間にとっての究極の目的はそんなもんでしょうか?



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