”大量生産”とインターネット…2


インターネット産業はこれからも熾烈な競争の中で生き残りをかけて
70億人の世界マーケットの中で大量生産、大量消費、大量投資の道を歩み
勝ち抜いた者は巨万の富を得る事が出来るでしょう。



しかし、グーグルの社員数は5千人ぐらい、フェイスブックはそんなにいないでしょう。
サーバーなどの設備投資は普通の企業とは桁違いかも知れませんが
それでも人件費や企業の買収金額の方が多いのではないでしょうか。



世界の圧倒的な数の人たちはインターネット産業とは係わりのないけれど
インターネットを利用する事が出来る人たちで、私もその一人です。



インターネット産業が大量生産、大量消費、大量投資で巨万の富を得たとしても
そのインターネットを利用する一人一人の人たちの負担は僅かなものです。
市場を独占したネット企業が途中から利用者に負担を迫る行為に出たとしたら
たちまち利用者は別の新しい企業やネット環境に移ってしまうかも知れません。
利用者は常にリーズナブルなネット環境を追い求めていくはずです。



次に考えなくてはならない重要なポイントは…
インターネットが普及し、その技術がどんどん進化していくとどうなるか?という事です。



世界中どこにいても、どの端末機器からでも、クラウドに直結して、
データーの出し入れや、リアルな情報交換が出来れれば
まったく手ぶらでかけても、あるていどの事はこなせるし、
コンパクトな携帯モバイルひとつあれば、後は何もなくても、ほとんどの事は
即時に処理できるという事になってしまうというわけです。



PCはどんどん小型化、スマートフォンの時代になり…
クラウドが普及すると端末機器そのものも、ほとんどいらなくなって
この分野でモノを作るための大量生産、大量消費、大量投資をしていきた多くの産業は
レコード店がCD店となってそれも消えたような運命を辿るのではないでしょうか?



ようするにインターネットは
これまで必需品と思われてきた多くのモノを必需品ではなくしてしまい
大量生産・大量消費の産業を滅ぼすという側面もあるという事です。(^_^;)



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。