コンクリートよりインターネット

  
一昨年・衆院選での民主党の歴史的大勝利に私も貢献したひとりですが、
私が最も民主党に期待したのは「コンクリートから人へ」のマニュフェストでした。



これまでの、この国の歴史を振り返ってみると…
終戦までは人が国家の犠牲になり、戦後は人が産業の犠牲になって
世界有数な先進国・ニッポンが築きあげらてきたともいえます。
”コンクリート”とは…国家や産業やハコモノを表していると私は理解しています。
 


世界を初め日本もまだまだ貧しい時代には…
また右肩上がりの高度成長の時代には…
”コンクリート”に多くの税金を投入されても、多くの投資がなされても
それらが充実することで、その投資対効果によって
人々はその恩恵を受けることが出来ました。



そして世界に先駆けデフレと少子高齢化社会に突入したこの国が
それでも”コンクリート”に多くの税金を投入し続けてたあげく借金900兆円!
今や国家予算の半分を、その借金返済にあてている始末です。
しかもその国家予算の歳入も20年前までは税収が大部分を占めていたのに
今では税収と同額の赤字国債を発行しての借金が半分の国家予算です。
そして今回の大震災でさらなる予算を必要と大騒ぎをしているのです。



もちろん国が全力をあげて、この事に取り組まなければならない事には
私も異論はありません。
ただし復興に莫大な投資をすれば、それがまた大きな借金となって
後世に残してしまう事をに充分の覚悟はあるのか?という事です。



これからはインターネットの時代です。
お金をかけずに雇用に頼らなくてもビジネスも生活も、
そして”安全”だって確保できるのです。
大量生産、大量消費をしようとすれば、大量の投資も設備も必要でしょうが…
その土地ならではの、その人ならではの商品を販売するには、
対した設備も投資もいらないのです。


ようするに…インターネットがあれば”コンクリート”には
そんなにお金を注がなくても良いのではという話です(^_^;)



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