コンクリート


国交省が被災地の復興計画に反映さすための基準として…
●堤防の高さは過去最大の津波が来た高さに遭わせる。
●船が停泊する岸壁はこれまで以上(通常の1.5倍等)に厚くする。
●海岸から離れた三陸自動車道を幹線道路とし1.5倍に延長。
…といったような事が取り決められたようです。



まさにコンクリートです(^_^;)
千年に一度の震災に遭ってしまったのですから当分は無いと思うのですが
今度は1万年に1度の震災が来てしまったらどうなるのでしょうか?
地球誕生から今日までマグマを覆う地殻は変動し流動を続け
人類はその薄い表皮の上で暮らしているのです。



私は65年の人生のうち50年以上コンクリートの家に住んでいますので
エラソーな事はいえません。(^_^;)
1953年、鉄筋のアパートは渋谷でも珍しく子ども心にも自慢でした。
オートロックのマンションも自慢に思えた時もありました。
しかし今は自然の中で古民家にでも住みたい心境です。
そんな甘いものでは無い!と言われる事は百も承知ですが
この歳になって自然に対する感性を取り戻したくなったのです(^_^;)



どんなに巨大で強固な防波堤を作っても災害は無くならないのです。
逆にそれに依存し安心してしまう事の方が問題です。



漁師はリスクを充分に理解し感性を磨いて命がけで漁をするから
プライドを持って人生がおくれるのではないでしょうか?
そこの自然の風景や風土、そこならではの新鮮な料理や楽しみが
あるから人が集まり活性化してくるのではないでしょうか?



コンクリートで固められた安全な養殖所に雇用され、効率性と生産性の
歯車となって時間で働いて、なにが面白いのでしょうか(^_^;)



お金をかけずに時間をかけて築き上げたものはなかなか壊れません。
しかし、お金をかけて短時間で作ったものは壊れやすく…
借金だけが長〜く残ることになるのです(^_^;)



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。