危機管理…続きno続き

  
前回の【危機管理…続き】について書いた私のブログに
またまた坂本嘉輝さんからコメントを頂きました。(^_^;)



>私は危機管理、というのを大災害が起きる前の話、
>危機対応というのを大災害が起きた後の話、という意味で使っているんですが、
>KENさんの言葉づかいは違うようですね。
>KENさんのこれらの言葉の意味は何ですか?



坂本さんは私とも個人的に親しくさせて頂だいているアクチャリーで
私のような単細胞な保険屋と違って、言葉の定義もキッチリした方です(^_^;)
したがって私が間違っているのでしょう、タブン(^_^;)…しかし
 


【危機管理】を扱う業務として管理人・管理会社・管理部…といったものがあり
【危機対応】を扱う業務として警察・消防・救急医療…といったものがあります。
災害が発生した後も【危機管理】を業務とするものは【危機対応】はその分野に任せ
災害の原因や全体像を冷静に分析し情報開示する事が重要な業務だと
私は思うのですが、どうでしょう。



まして国の危機管理の要(かなめ)になる政府や
陣頭指揮を取る立場にある一国の首相が、今回のような大災害において
災害の全容や最悪の事態も想定しようとせず、したがって正しい情報開示もせずに
場当たり的な【危機対応】が゛正しい゛とはどういう事なのでしょうか。



この国は【危機対応】に携わってきた人たちが実直で優秀なだったのは
今回の大災害に限った事ではありません。
太平洋戦争においても危機対応を業務とする兵隊や多くの国民は
なんの正しい情報も与えられず、その場しのぎの対応を迫られ
300万人以上の日本人が犠牲になったのです。



私は゛管理゛するのも゛管理゛されるのも嫌な人間ですが
【危機管理】や【危機対応】の重要性は認識しているつもりです。
でも、それは正確な情報の開示が何より重要だと思っているのです。



乗員1億3千万人のタイタニック号船長がバケツを持っていては困ります(^_^;)



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