危機管理


巨大地震から4時間ほどして米国にいる娘からスカイプが入りました。
私たちの無事を確認したあと、「犠牲者はどのくらいあったの?」と聞かれので
私は「最終的には神戸の5千人は超えるんじゃないかな」と言いました。



その少し前、テレビでヘリコプターが海から海岸に向う津波を空から追って
宮城県名取川の河口から川を逆流する様子が生中継されていました。
その逆流は河川東側の畑に流れこみ農家や道路を破壊しローラーをかけるように
ゆっくり突き進む映像に大きな衝撃を受けました。



iPad】で『グーグル・マップ』を開けて名取川を確認した後、
その近辺の太平洋岸沿には海岸近くに多くの町や集落があり、
あの津波で大変な事になっているに違いないと確認したのです。
しかし、それらの被害はほとんど報道されず、数日して全滅に近い災害になっている事が
報道されたのには、とても違和感を感じずにはおれませんでた。



あれだけの大きな津波を確認すれば…そのすぐ後に、
私がグーグルマップをスクロールしたように海岸線をヘリコプターで
ひとつひとつの町や集落が津波にのまれていないか確認するのは
当然の事であり、それほど難しいこととは思えません。
目の前の対応に追われているのなら…
自衛隊のヘリを緊急発動させてでも早急にやるべき事ではないでしょうか?



11日の地震発生の日に報道された犠牲者の数はごく僅か
14日22時現在で警視庁の集計で死者1,886名、行方不明2,369名
こんな数字で終わる事はないはずです。



危機管理で大切な事は、まず被害の実態を早急に把握し
それをオープンに開示し皆で協力し冷静に対処する事では無いでしょうか。



地震災害も、電車の運行も、計画停電も、そしてそして原発事故も!
危機管理を司る政府は実態を把握しているのか?知ろうともしないのか?
知らされないのか?…よくわかりませんが国民は戸惑うばかりです。
菅さんココでリーダーシップを発揮すれば一発逆転もありうるのに
…まったくダメですね(^_^;)



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。