屁尾下郎


【屁尾下郎】の名前を知ったのは
数年前に見た糸井重里のインタビュー記事からです。



それ以来、私は「あっここにも!あそこにも!」と大勢の【屁尾下郎さん】に
遭遇する事になるのですが、それは、ますます国民全体に
ゾンビのような勢いでまんえんしていくようで恐怖感さえ感じる事があります。



「誰か屁をしたろー!」と大勢の中で声をあげられると
「私がやりました」とか
「屁ぐらいしたってどうでもいいじゃないか!」なんて事は誰も言えずに…
お互い指を指しあって「屁をしたろう!」「屁をしたろう!」…といった世の中の風潮を
コピーライターの糸井重里は【屁尾下郎】という人物名に集約したのでしょう。



最近この状況にぴったりだなと思ったのは
八百長なんて相撲の歴史とともにあったものなのに
「私がやりました」とか
「そんな事はどうでもいいじゃない!」なんて事は誰も言えずに…
現役力士やマスコミや多くの大衆
そして、現役時代には八百長をやったであろう親方までもが、こぞって
「屁をしたろう!」「屁をしたろう!」…
と言い合っているように私には見えてなりません。



お客様が欲しがる資料を工夫して作る代理店には規制をかける保険会社は
お客様にとって難解でどうでも良いような書類のチェックに
ほとんどのエネルギーを対やし「屁をしていないかチェックをします」(^_^;)
自分たちの責任を回避するのは、この方法が一番良いと思っているのでしょう。



政界も「屁をしたろう!」「屁をしたろう!」の大合唱で
些細な屁でも、ずっと昔にした屁でも…
探し出しては糾弾して、肝心の政治はそっちのけで
マスコミも大衆も屁をした政治家をよってたかって追い詰めます。



こんどは誰の屁が糾弾されるのか?見守るしかない…
これが平和という事なのでしょうか(^_^;)



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