入試問題ネット流出


こんどは試験会場の壁をインターネットが溶かしだしたようで
マスコミは大騒ぎです。(^_^;)



そして19歳の予備校生が逮捕されました。
彼の行為はネット時代のカンニングといった程度に思うのですが
いきなり゛逮捕゛というのはちょっと驚きです。
逮捕されたのが普通の予備校生の単独犯だったようで
「゛逮捕゛は酷い!」 との声も上がっているようですが
そもそも、ここまで大騒ぎにさせたのはマスコミです。



フェースブックの創設者のマークが大学時代、
どうしても落とせない美術の期末試験の数日前、自分のサイトに
テーマの美術作品の画像をアップし皆に解説を書きこんでくれと頼みました。
するとこの講義を受けている学生が色々な意見を投稿しあい
まったく勉強していなかったマークも合格、
何も知らない教授は「今回の試験は近年まれに見る好成績!」と喜んだ…
というエピソードを語っています。



もちろん今回の騒動とは次元が違うという反論もあると思いますが…
普段からインターネットを使いこなして情報収集をしている
19歳の予備校生にとっては、悪い事だとは思っていても、
これほどの大事件となって逮捕までされるとは思ってもいなかったでしょう。



私がいつも滑稽に見えてくるのは…
インターネットによって溶かされいく事の本質を見ないで
「インターネットは社会を混乱させる凶器にもなる!」と、
ただちに規制や対策を打ち出して、封じこめや防御をしようとする事です。



極小のチップを頭に埋め込むだけで外部の情報をキャッチすることぐらい
簡単に出来ちゃうようになるかも知れないのです(^_^;)



決められた時間内で暗記や計算能力をテストするより、
決められた時間内にどれだけの有効な情報を収集し、オリジナリティのある
判断を導き出す能力を見る方が重要になってくるのではないでしょうか。



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