日経・就職ランキング

  

日本人はランキングが好きなようで…
何でもランキングにして新聞や雑誌やネットなどでよく紹介されています。



保険商品などもよくジャンル別ベスト10を目にしますが
何を根拠にしているのか頭をかしげたくなることがよくあります。
ランキングやデーターといったものは
取り方によって、どのようにもなるという事を知っておくことも大切です。
 


今年も恒例の、日経新聞【就職ランキング】が掲載されていました。
昔から注目度の高く話題になる人気ランキングのようですが
そもそもどういった意味があるのか私にはよく判りません。
人気ラーメン店なら今度行ってみようとか思いますがベスト1の会社だから
就職しようと思っても就職できるものではありませんし、
就職出来たからといっても、゛ベスト1”が何年も保障されるものでもありません。
 


数年前までベスト10の常連だったJALだって、あのありさまです。
ランキングの要素として『社風が良い』とか『経営者が良い』とかありますが
M&Aや合併で一夜にしてコロッと経営が変る時代です。



今年も私が代理店をさせて頂だいているTN社が3年連続でトップだそうです。
それは代理店にとってもブランドイメージと言う点ではありがたい事ですし、
私が代理店研修生になった40歳からこれまでの24年間、数多くの社員と接してきましたが
どなたも優秀でキッチリとした方ばかりです。
でも、私は少なくとも就職したい会社ではありません。(したくても出来ませんが^_^;)



なぜかというと…保険の仕事に夢やロマンを持って自己実現させようという
スケールの大きな社員を、就職ランキングトップ企業なのに見た事がないからです。
その傾向は近年ますます強くなっていくようで、
高給が約束された代償に、ホンネや感情を押し殺しもくもくと与えらた業務を
貫徹していく姿に哀れみをさえ感じてしまう今日この頃です(^_^;)
 


保険をはじめ金融のありかた、そのものが問われる激動の時代!
就職ランキングの上位を金融業界トップの企業が独占しているようですが
どんな゛思い゛が集約されこんな結果になるのか?そっちの方が興味があります(^_^;)



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