ひきこもり


前回は無縁社会をテーマにしたので…
ついでと言っちゃなんだけど【ひきこもり】について
私が常々思っていることを書いておこうと思います。



「雇用されたい!」という強い願望が報われず
働く事での繋がりが出来ずに無縁社会に陥っていく事には、
私には理解しにくところがありましたが…
「働きたくない!」
「働く事での絆なんてまっぴらだ!」
…と思って引きこもってしまう気持ちは判るような気がします。(^_^;)



現代社会は急激な経済発展で、その歪が環境問題をはじめ
地球上のいろいろなところで多くの問題を抱えるようになりました。
その事を本能的に潜在的に認識をした人たちが出てきて
現代社会に馴染まずにいる事は自然の摂理のようにも思えるのです。
 


私も何人かの”ひきこもり”を知っていますが
彼らは基本的に争う事や競争がきらいな心優しい平和主義者です。
したがってビジネスの世界には基本的に馴染めないのですが
それはまともな考えと思う私には彼らも心を開いてくれます。
 


問題は彼らの肉親や先生…そしてマスコミや社会です。
肉親や先生は彼らの事を思い優しく大切に接しているようですが、
それは現代社会への復帰を最終的には押し付けているのです。
心優しい彼らは肉親の願いを叶えてやりたい…でも
それが出来ない自分を不甲斐なく思い自分を責め、暗く引きこもるのです。



現代社会を”異常”と感じた彼らを
肉親やカウンセラーや社会が…よってたかって”異常な世界”に引き戻そうとする。
SF小説に出てくるような恐怖感を感じてしまいます。



阪神大震災の時、現地の多くの”ひきこもり”が街に出て活躍したそうです。
彼らはフラットで損得に関係ない世界なら積極的な行動をするのです。
カウンセラーすべきは現代社会かもしれません(^_^;)



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