個人情報保護法


個人情報保護法が施行されて6年近くになります。
このブログでも何度かこの事に触れてきましたが
このブログをはじめる少し前、すなわちこの法律がスタートした頃に
自分のホームページのコラムにも、私はこんな事を書いています。


この法律の対象になるのは5000件以上の個人情報を扱う企業や組織です。
多くの一般的代理店には直接関係が無いのに、過剰反応とも思える対応で
マニュアル化を押し付けて行く事に最初から違和感があったのです。



私はご存知のように、写真をバチバチ撮ってそれをHPのコラムや
ブログに載せるの個人情報開放派です。(^_^;)
それに不快感を示す人には、もちろんそれを尊重しますが
個人情報保護法】を盾にして言われるとツイ反論したくなるのです(^_^;)



母が定期的にお世話になっている介護施設から呼ばれて理事にお会いしました。
私がそこで撮影した母の写真をHPのコラムに載せたのを削除して欲しいというのです。
理由を聞くと、背景に他の老人が写っていて【個人情報保護法】の観点から
見過ごすわけにはいかないというのです。
私は「そのご老人のご家族からの苦情ならともかく…この程度の事で過剰反応する
構造こそが日本の介護の問題だ!あなたは介護の仕事に誇りは無いのか!」
…とその役員に説教したら、
その後、母はこの施設を利用する事が出来なくなってしまいました。(^_^;)



アカラックスの坂本さんが『八百長問題の問題』というブログの中で…
警視庁が野球賭博の捜査で押収したケータイ・メールの情報の中から
それとは関係ない犯罪性に乏しいと【個人情報】をバラした事の方が 
八百長問題よりも大問題だという真っ当な意見です。



庶民が「顔写真や住所や電話番号が…」と、どうでも良い?個人情報にこだわって
無縁社会になっていく一方で、人の人生を左右する個人情報が垂れ流され
それをマスコミや庶民が血祭りに上げて引きずり下ろす…
なんだかとても怖い社会になっていくような気がしてなりません。



今こそ、デジタル時代の【個人情報保護】のありかたを
みんなで考えていくことが大切だと、私は思っているのですが。(^_^;)



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