保険代理店クライシス…エピローグ(2)


組織がすべて悪いと言っているわけではありません。
組織と個人と比べたら、どちらが大切か?という素朴な疑問です。



「人間は一人では生きられない!」…まったくその通りです。
だからこそ人と人のつながりが希薄になったいく現代社会において
コミニケーションやコミュニティの重要性が見直されているです。
企業も個人の集まりですから
個人が犠牲になって組織が豊かになっても意味がありません。



さて…これを卑近な例として保険代理店で考えてみましょう(^_^;)
コツコツと年月をかけてお客様との信頼関係を構築してきた個人経営の代理店が
100人いたとします。
どれも業績は頭打ちで将来性も見込めないので、これを一つの法人に纏めて
効率性や契約の持続性や他種目販売につなげようという考えです。



スジが通った考えのように見えますが
100人の代理店を束ねるには,事務所やスタッフなど大きな投資が必要です。
そのお金はどこが出しているかが問題です(^_^;)
100人全員がお金を等分に出資し立ち上げたならともかく(これはこれで問題ですが^_^;)



投資をする以上、収益を求められるのは当然です。
100人の代理店は対しては当然これまで以上の収益を求められます。
問題は…こんな時代に、そんな代理店が本当に収益が伸ばす事が出来るのか?
代理店もお客様も保険会社もハッピーになれるのか?という疑問です(^_^;)



これからの時代は、それとはまったく逆の発想が必要だと私は思っているのです。
すなわち100人の社員がいれば全員独立自営するという方法です。(^_^;)
そうすれば売り上げが落ちても、企業や投資家の取り分が無いので
低成長時代にあっても破綻することなく持続可能だからです。



インターネットはそれを可能とするツールなのに
なぜ?そのように使われないのが、これがまた問題というわけです(^_^;)

…次回で終わります(^_^;)



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