保険代理店クライシス…エピローグ(1)


11月1日から、これまで37回!【保険代理店クライシス】を書いてきました。
今回を入れてあと3回で、ちょうど3ヶ月の40回という事で
このへんで、とてもまとまりそうも無いのですが…エピローグに入りたいと思います。(^_^;)
 


私の考えの前提となる時代認識は以下のものでした。


少子高齢化・低成長の時代に大切なことは
 ひとりひとりの人たちが多様性を持って、いつまでも楽しく健康で
 誰とも仲良く自立して生活出来るような社会になる事だと私が思っている事。


●セフティーネットはしっかり張っておく事は重要だが、
 多くの人が多様性を持って自立すれば国の財政負担もかなり軽減されるはず。
 そんな多様性をサポートし人と人を結びつける強力なツールとして
 インターネットの存在は大きい。


●ようするに、これからの時代は大きな収入は期待できなくても(^_^;)
 人間らしい生活が楽しめる…とても良い時代だと私は思っている。
 


以上は…”私が思っている”だけで現実は違うようです。
私は少子高齢化・低成長が前提ですが、これからも右肩上がりの経済成長は
続き消費は拡大するものと思っている人たちが、たくさんいるようです。



ま〜これは、これからの時代の予想ですから、どちらが正しいかは神のみぞ知るです。
保険会社は右肩上がりの成長を前提にした代理店管理に拍車をかけて
それを満たさなければ淘汰しようという考えのようです。
もちろん考えはいろいろあっていいのですが強者が弱者に対して一方的に
押し付けるのは問題だと思うのですが…それも世間の常識といえばそれまでです。
もっと問題なのは、押し付ける保険会社の社員も心の中では、右肩上がりの前提は
無理だと思っている者が少なく無いと推定される事です。(^_^;)



これは心の中では無謀と判っても太平洋戦争を始めた軍人のようなもので
敗戦になって「実は私も戦争に反対だった」と言われても戦死したものは救われません(^_^;)
でも組織というものはそんなものだという事です。

…あと2回で終わります(^_^;)



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