保険代理店クライシス…”ソコソコ”が大切


インターネットの輪が世界中に広がっても国家や企業は存在し
そこで働く人も必要なわけで雇用という形態も無くなる事はないでしょう。



しかし国民の多くが望んでいるような安定した雇用…なんてものは
国家公務員や一流企業の社員でも望める時代では無くなっていくでしょう。
一番安定しているのは個人が細々とでもやっていけるライフワークで(^_^;)
それほど儲からなくても一生現役で楽しく平和に人生を送る事が出来れば
幸せと思うような価値観に意向していくのではないでしょうか。



これからの時代は儲けすぎたり、作りすぎたり、消費しすぎたり、競争しすぎたり…
近代社会がこれまでやってきた事を見直さなければ持たない時代になったのに、
その方向に向かわないのは企業中心の資本主義社会の構造の中に
誰もがどっぷりと使っているからかもしれません。



国家や企業といった組織が出来たのは、個人では弱くても集結する事で力を持つ
事が出来るという人間の智恵によるもでしょう。
しかし、その組織のために個人が犠牲になってきたのも人間の歴史で
戦争はその典型です。



インターネットは
資本が無くても、施設が無くても、雇用がなくても…
個人で”ソコソコ”のチカラや利益をあげる事が可能になるツールです。
そして、こらからの低成長時代に求められるのは…
限り有る市場を荒廃させずに”ソコソコ”の経済活動を行うという事です。



保険業界を見渡せば、保険を大量に効率的にパターン化して
テマヒマかけずに消費財のように大量に売ろうというのがトレンドのようですが
そんな事をして健全な、しかも限られた保険市場が守られるのでしょうか?



そんな中で、これからの時代に大きな価値を持つと思われる
小さな個人代理店を淘汰させる事に異議を唱える声は…
マスコミはもとより保険業界の内部からもほとんど聞こえてきません。


なんてたって…淘汰される代理店自身も、そんな意識は無いのですから(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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