保険代理店クライシス…責任の所在は?


40歳で保険の世界に身を投じた当初から私は素朴な疑問をたくさん持ち続け…
気がついたら64歳になりました(^_^;)



私は保険会社に対して「なんで?」「どうして?」…という事をよく訊ねます。
なぜならば、お客様も保険について私にいろいろな質問をしてくるからです。



大抵の事は答える事が出来ますが、約款やハンドブックを見てもまた
自分の経験上からも判らない、しかも素朴な疑問をぶつけられます。
そんな時は保険会社の担当社員か最近では代理店用ヘルプデスクで訊ねるしか
ありません。
ヘルプデスクは基本的にマニュアルに載っているものしか回答しないシステムに
なっているようで、そんな時は「営業課支社にお尋ね下さい!」と言われます。
そして「営業課支社に訊ねても」、ほとんが「そうなっています」「そういう決まりです」
…と言った回答がほとんで、明確な答えが返ってくる事がほとんどありません。



その傾向はココ数年でより強くなっていくようです。



保険会社は代理店の質問に対して「そういう決まりです!」で済むようですが、
代理店がお客様に対して「そういう決まりです!」で済むでしょうか(^_^:)



私は生命保険のメール相談を長年やっていますが、相談者の質問に徹底して答えて
あとは相談者に考えて貰う方法を一貫して取っています。
それが最も保険について理解をし、信頼が得られると思っているからです。
 


しかし、保険会社はマニュアル化、パターン化、定型化、を推し進め
ますます”顔”が見えない営業システムになっていくようです。
”顔”が見えないという事は
”責任の所在”が見えない…という事でもあります。



マニュアル化の推進は、代理店を信頼していないともとれます。
契約時のお客様に強要する意向確認書(契約内容確認書)への署名は
お客様を信頼していないとも取れます。



いったいどこに責任の所在があるのでしょうか(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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