保険代理店クライシス…効率性の悪いものは切捨て?


自動車保険はクルマ一台に一契約しか出来ません。
保険会社の数や販売チャネルは増えますが、クルマの数は増えません。
若者のクルマ離れ、クルマを所有せずレンタカーを利用するようになれば
クルマの数は減らないとしても個人契約の自動車保険は減るでしょう。
そもそも電機自動車の時代になれば安全制御が格段に高められ
交通事故が激減し自動車保険そのもの存在が危ぶまれます(^_^;)
 


火災保険も同じような事が言えると私は思っています。



では生命保険はどうでしょうか?
生命保険は自動車保険と違って一人で何本でも加入出来ますが(^_^;)
死亡リスクから長生きリスクに生命保険のニーズが変っていく中
長期のしっかりした保険に加入すれば充分ではないでしょうか。
いずれにしても、消耗品を買うように通信販売や保険ショップ
バンバン売れ続けるような商品では無いと私は思っています。



だからと言って、この世から保険が要らなくなる事はないでしょう。



私はこれまで多くのお客様と保険についてお話をしてきて
いろいろな保険ニーズがある事を実感してきました。
しかし、それらのニーズを満たす保険を提供できたのは極僅かです。
その僅かなオリジナル補償もココ数年で…
ことごとく売り止めにさせられてしまいました。
理由は”規定に無い引き受けをしていた”…という事のようです(^_^;)
 


TN社の超保険はダブりやムダを省くというコンセプトです。
海外旅行傷害保険はセット型しか扱ってはいけないという御達しがありました。
個人賠償や携行品損害にすでに加入している契約者に保険料は僅かでも
ダブって保険料を頂くことを強要しているのです。
 


その理由を聞いてみましたが、結局のところは収益性と効率性のようです。
 


社会・経済・産業・生活・価値観…あらゆるのが多様化する低成長時代。
収益性と効率性の低いモノを切り捨てることが正しい事なのでしょうか?



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。