ミドルエイジクライシス 2


確かに、この世代の人たちに私が…
「就職なんかに拘らず、自分の好きな事を例え儲からなくても続ける事!
その内に、なんとかなると思うし、なんとかならなくても
楽しく人生がおくれればソレで良いじゃないか!」
…なんていきなり言ってもヘンなオジサンとしか思われないでしょう。(^_^;)




私が番組を見て違和感を持ったのは…
”世代の問題”として”捉えいる事です。(タイトルがそうですからね^_^:)
彼らの就職期が就職大氷河期とぶつかった。
新卒のタイミングをはずすと、その後の雇用も困難になってしまう。
彼らの親は団塊世代で、子どもたちも自分と同じような安定雇用での就労を 
目指すように育てられてきた。……などなど、
彼らにアンケートを取ると、「自分らの世代は不幸で、生まれ変われるなら
他の世代に代わりたい」…なんてと思っているそうです。



私は昭和21年生まれで団塊世代の先頭組ですが
娘にそんな事を言うどころか?「好きな事をやれ!」と言い続けてきましたし、
私自身もそうしてきまし今もそうしています。(^_^;)
私は戦後の貧しい時代も、高度成長時代も、オイルショックも、バブルも、
そして今のデフレ低成長でECOの時代も体感し、
とても面白い色々な時代に人生を送らせて貰っていると思っています。



これは世代の問題ではないのです。
それを世代の問題と矮小化することで、更に彼らを追い詰めているのです。



番組に登場するミドルエイジは、誰もが安定した雇用を求めソレもかなわず、
やっと就職が出来た者ハードな仕事で身体や精神を壊していきます。
でも、この傾向には益々拍車がかかっていくでしょう。



どこの企業も、いかに生き残るかを、いかに効率的に儲けられるを必死で
考え乾いた雑巾を絞るように人件を削っているのです。



それでもミドルエイジは、そして世間もNHKも(^_^;)
景気が少しでも良くなれば雇用が創出されると信じ続けるのでしょうか?



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