「人間依存型」と「人間非依存型」

 
【個人の時代】は多様性に富んだ時代だということです。
 


この国はこれまで、組織の歯車として効率的に働いてくれる
”JISマークのネジ”のような人間を養成することによって
ここまでの経済成長を続けることが出来たともいえます(^_^;)
 



これからの時代はここからの脱出だと私は思うのですが…
保険業界なども、これまで以上にマニュアル化・パターン化した
営業システムや保険商品で効率的に利益を上げようとしているようです。



また多くの人たちが仕事の内容よりも大きな組織の中で安定的に働ける事を
望んむようになってしまったようです。
【同一労働・同一賃金】という考えも政府にはあるようですが
これも個人の時代、多様性の時代とは相反するものです。



日本人はすっかり組織の中で歯車となって働くことになれてしまって
自立して働くことを忘れてしまったのでしょうか?



日本と西洋の産業や技術に対する人間の関与の仕方を比較した時、
日本は【人間依存型】、西洋は【人間非依存型】だと言われています。



日本は機械に大きく依存しない単純な道具で人間の技術力を大切にして
多様に対応する事を求めてきました。
例えば日本料理の板前が包丁一本で仕事をするといったことです。



それに対して西洋の【人間非依存型】は…
個々の人間の技術はもとより、地域や文化をも超越して
誰がやっても同じ結果がでるような機械やシステムに依存して
「もっと多く!もっと早く、もっと利益を…」と拡大を続けるものです。



実は日本もこの路線に乗って高度成長を遂げたわけですが、
もうそろそろ伝統的な【人間依存型】に立ち戻って
世界に範を示す時がだと私は思っているのですが
「もっと多く!もっと早く、もっと利益を…」は止まらないようです(^_^;)



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