【デフレ宣言】が民主党のブレはじめ

  
私はここで菅さんの批判ばかりしていますが…
今度の参院選でも、民主党に一票をいれてみる事にしました。
その理由は新政権が結果を出すのには最低でも2・3年は必要だと思った事。


それに民主党はマニュフェストを見る限り”個人”に軸足を置いている政党のようで
また経済成長が全てだと思っていないように見えたからです。



それが「ヘンだな?」と思い出したは昨年11月の日経新聞の記事を受けて書いた
このようなブログからです。
そう「デフレ克服」と宣言しだしたことからです。(^_^;)



なぜ?デフレを克服しなければならないのか?(そもそも不可能なのに)
ここから民主党の政策はブレまくっていくような気が私にはするのです。



「デフレを克服しなければ景気は良くならない」という考えのようですが、
景気が良くなってまず利益を得るのは企業です。
デフレ時代は消費者(需要側)が価格の主導権を持ちますが
インフレ時代は企業(供給側)が価格の主導権をもつことになるのです。
個人や消費者の視点から見れば物価が一方的に上っていくインフレ時代より
物価が上らない今の時代の方が良いに決まっていると私は思うのですが
いかがでしょうか(^_^;)



デフレ基調だからと言って全ての物価が下がっているわけでは無いのです。
供給過剰や価値が低下したと思われるものが下がっているのであって、
今でも価値のあると思われるものは高くても売れているのです。
今後はますますその傾向は強くなっていくと私は思っているのです。



企業が作るものは基本的に大量生産・大量消費をめざすでしょうから
価格が上ることは無いはずです。
それに対して個人が個人として生産するものは希少価値がありますから
欲しい人にとってはそれなりの価格でも売れるはずです。



デフレ克服のための企業活性化で供給過剰を加速させ…
しかも同業者の競争、潰しあい、統廃合によって雇用が失われ…
勝残った企業の社員も所得の大幅増は望めず…終らない(^_^;)



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