政治が経済をコントロール出来るのか?


政治には関心もあるし重要なものだと思うが
大きな期待はしないし、それにすがってはいけない…というのが、
私の昔から考えで、その思いはますます強くなっていくようです。



政治が出来る事は、時代の大きな変化の中で、それに適応した社会制度や
仕組をどう作っていくかであって、
政治が社会や経済を大きくコントロールすることは不可能だし
あってはならないと私は思っているからです。



20年前にベルリンの壁崩壊から東欧の社会主義国家が消滅していったのも、
そうですし、北朝鮮がどんなに政治的強権を振るおうと時間の問題です。



どんなに政治が変ろうと、そこに住む人たちは、それなりの経済活動をやり
その地域に根ざした文化や生活習慣の中で変らぬ生活をしているのです。



私が今の日本の政治を見ていて「怖いなー」と思うのは
政治が経済をコントロール出来ると思っているように見受けられる事です。



それは【デフレ脱却】や【インフレ・ターゲット】です。
民主党』も『自民党』も『みんなの党』も、それを目指すようですし
他の政党もそれに大きく反対することはないようです。
しかし、それが不可能なことぐらい、ここ十数年のこの国の経済状況や政策
からでも学んでいると思うのですが、だめなようです。



日本が世界の先進国に先駆けてデフレ基調に入った国であるという認識が
ここまで来ても持つことが、どうして出来ないのでしょうか?



本来ならこの大きな変化の予兆の中で、それに適応した社会制度や仕組を
世界に先駆けて構築すべきと私は思うのですが、
日本だけがデフレ基調でグローバル化の世界経済に取り残されると
真逆の政策に突き進んでいくようです。



でも本当は、けっこう多くのひとたちがその事に気付いていて、
それに対応したライフ・スタイルを選ぶようにもなってきているようです。


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