生命保険の資産性…12


30歳男性・保険金額1000万円、30年定期保険
ライフネット生命 保険料2558円
あんしん生命の保険料3800円
を比較したものですが、さすがライフネット生命の定期保険、
10年で解約した場合は、あんしん生命が有利に見えますが
ライフネット生命の方が断然有利で合理的に見えます。



しかし、これは30年間、解約せずに保険料を払い続けた場合、
または、その間に被保険者が死亡した場合です。



こんな事をココで書くと、また”通りすがりさん”や”秋桜児さん”から
「あなたの好きな”長割り”も…
>30年間、解約せずに保険料を払い続けた場合、
…有利だっていう同じ理屈ですよね」
なんてツッコマレそうのですが、3つの重要なポイントがあります(^_^;)



まず、ひとつめは『早期に解約したら損だ』という事を充分に認知しておく事。
”長割り”はこの事をしっかり開示しているので契約者だけでなく、
多くの人たちが認識しています。
しかし医療保険や、このような定期保険はそこまで認識されているでしょうか?



2番目は”失効”の問題です。
口座が預金不足だったり保険料が払えなくなった場合、溜まった解約返戻金
保険料を自動的に差し引いて失効を防ぐ”自動振替制度”というのがあります。
しかし解約返戻金がゼロの保険はそれが出来ないため失効しやすという事。



最後に…この解約・失効率は生命保険においてとても高いという事。
すなわち、1年で1割ほどの契約が解約・失効されるという事は、
数多くの保険契約は10年も継続されずに消滅するとも考えられるわけです。



これはあくまで私の想像ですが…
保険会社は人口減少のこの国で保険商品を継続的販売しなければならない。


生命保険を消耗品ととらえ保険市場の活性化を図る。
そのために…生命保険から資産性を無くしていく(^_^;)


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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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