生命保険の資産性…9


★前回に引き続きこれまでブログに書いてきたオサライです。



生命保険の戦後から今日までの保険商品の歴史をたどっていくと
養老保険】→【終身保険】→【定期付終身保険】→【高倍率の定期付終身保険
そして今は【掛け捨て保険】が主流になってまいりました。



資産性の高い保険から、資産性の低い保険への変遷です。
今では、このブログをご覧の方はよくお判りだと思うのですが(^_^;)
「掛け捨て保険以外は保険では無い!」…といった考えも飛び出すほど
資産性の高い保険を排除するような考えも目立つようになってしまったのです。



前回の私のブログ内容と合わせ
このような保険商品の遍歴は顧客ニーズに添ったものなのか?
保険会社のニーズに添ったものなのか?
まずはジックリと考えて頂きたいのです。
 


保険会社も当たりまえの事ですが利益を出すために保険を販売しています。
保険会社のアタマの良い優秀な人たちが智恵を絞って
お金をかけて商品が開発され綺麗なパンフレットやテレビCMなどを流し
キャンペーンなどして営業活動に邁進します。



もう少しまてばもっと良い新商品が出るかも?…と保険も一般的商品と同じように
とらえているい消費者もいますがチョット違います。(^_^;)
一般的商品では発明や革新的技術開発や流行で、企業も消費者もWinWinの
関係が成立しますが保険商品は結局のところ”お金の行って来い”ですから
WinWinは成立しづらいのではないでしょうか。
保険会社が新発売する商品はまずは鵜呑みにしないという事です。
(すべての商品がそうだと言っているのではありません)



こんな環境の中で多くの生命保険会社が資産性の高い保険から
掛け捨て保険に商品の軸を変えてきているという事です。



保険会社がインフレが来ると確信しているなら、もっと高利回り?の保険を
売れば確実に売れて儲かるのに、なぜ掛け捨てが主流になるのでしょうか?



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。