生命保険の資産性…7


そもそも、保険という商品は
契約者にとってとても良い商品は保険会社にとっては旨味の無い商品で
保険会社にとって利益の大きな商品はお客様にとっては魅力の薄い商品に
なる傾向があるのではないでしょうか。


契約者にとっての”お宝保険”は保険会社の”不良債権”です。


私がお客様に”これはお勧めです”と言ってきた保険の多くは
あまり宣伝されないマイナーな保険や特約だったりするのですが、
それらは決まってといって良ほど”売り止め”になって
その後に新たに出てくる保険は、
ソレまでの魅力が大きく削減されたものだったりするのです。



こんな事を書くとまた”通りすがりさん”から…
>Dr.KEN氏の主張は、保険の収支相等の原則に基づかない、
>荒唐無稽の主張だと考えますが、いかがでしょうか?
とか言われそうですが


私はこれを『保険の収支相”反”の原則』と勝手に名づけているのです(^_^;)


保険商品として認められる為には当然の事として、
大数の法則】や【収支相当の原則】を基に計算され
保険会社も営利を目的として商品を売るわけですから
”適正な利益”を見込めるように設計されているはずです。



ところが生命保険にまつわるトラブルは後をつきません。
私もその相談に数多くのってきましたが…
その多くの人たちは「生命保険会社は不当に儲けすぎている!」
といった印象を持たれもいるのです。



16年前と今では同じ保障の終身保険で保険料が倍も違って
保険会社にとって”収支相当の原則”どころではない厳しい情況です。
しかし生保会社が戦後急激に成長したのも”収支相当の原則”どころでない
ボロ儲けがあったからととる事も出来るのではないでしょうか。。


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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。