生命保険の資産性…6


前号の最後を…
>貯蓄性では今の保険の方が優れているようにも思われるのですが…(^_^;)
…と〆たら
さっそくコメント欄に”通りすがり”さんと”現役保険営業マン”さんのお二人から
反論のようなコメントを頂きました。



”この表”を私が作成して契約者に見せる目的は、
その価値を判って頂き”継続”していただく事で
本分の中でも以下のように書いています。
>まだ返答は頂だいていませんが、99%そのまま継続される事でしょう。



…そのあとに続けて
>この表を通して生命保険のいろいろな事が見えてきます。
…と書いたのです。
このブログの現在進行中のテーマは【生命保険の資産性】です。
この表を使って生命保険の資産性や貯蓄性について
考察していく糸口になればと思ったものです。



現在の終身保険が16年前の”お宝保険”より貯蓄性に優れているから
「加入してちょうだい!」と言っているのではないのです(^_^;)



さて、この表を見ると21歳女性が37歳で解約した場合…
16年前の保険では142万円払って解約返戻金89万円で53万円払った事に、
今の保険なら290万円払って解約返戻金266万円で24万円払った事に…
すなわち同じ1000万円の死亡保障の保険料が、途中解約してしまうと
16年前の”お宝保険”が今の保険より割高にも取れる現象がおきるのです。



終身保険は最も予定利率に影響されやすい保険といえます。
保険期間が終身すなわち人間が死ぬであろうという年齢までに保険金相応の
【責任準備金】を保険会社は積立てなくてはなりません。
予定利率を高く設定すると少ない保険料で目標の【責任準備金】を積立られる
計算ですが予定利率どおりの運用が出来ない場合は大変です。
保険期間の後半になればなるほど…目標の【責任準備金】を積みたして
いくという負担が保険会社に大きく圧し掛かってくるというわけです。



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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