生命保険の資産性…5


前回のブログで私は”通りすがりさん”に【掲示板】で議論をしましょうと
提案したのですが断られてしまいました。(^_^;)
というわけで中断していた【生命保険の資産性】を再開しようと思います。



先週、私の大学の先輩であり古くからのお客様でもあるSさんから電話がありました。
「娘がやっと結婚する事になってね、君から加入し私が保険料を払っていた
娘の生命保険を見直そうと思うのだが…」というものです。



その生命保険の契約日は1994年3月1日。
お嬢様が21歳の時に予算1万円とのことでで終身保険1000万円と
入院関連の特約5000円(80歳まで保障)をつけた55歳払済の保険です。



あんしん生命が設立される2年半ほど前でフコク生命での契約です。
お嬢様が見ても理解しやすいように
総保険料の75%を締める終身保険に絞って
A・B・Cの終身保険1000万円を3つ並べてた表を作ってSさんにお渡ししました。



A=16年前にお嬢様が21歳の時に加入されたF生命で保険料は7420円
B=今、21歳女性がTNA社の終身保険に加入した場合で保険料15110円
C=現在37歳のお嬢様がBと同条件で55歳払済にした場合で30470円



保険料は偶然なのでしょうか?倍倍と上っていきます。
とりあえずはこの表だけお渡しして、お嬢様にじっくり見て頂き
どうするか考えて欲しいとだけお伝えしました。
まだ返答は頂だいていませんが、99%そのまま継続される事でしょう。



この表を通して生命保険のいろいろな事が見えてきます。
死亡リスクが倍になったので保険料が倍になったのではありません。
予定利率が16年前は4.75%だったのが現在は1.75%と3%違うのです。



ただし今37歳の時点で解約すると払った保険料の6割ぐらいしか戻りません。
ちなみに予定利率の低い(B)の現在の終身保険だと9割ほど戻ります。



貯蓄性では今の保険の方が優れているようにも思われるのですが…(^_^;)



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