生命保険の資産性…4


もうひとつのの問題点
(2)掛け捨てにする事で契約者にリスクが無いか?
…という事について
掛け捨ての生命保険の代表格である10年更新の定期保険に例をとって
述べたいと思います。



たしかに最初の10年の保険料は安いのですが、
10年後には保険料が上がります、さらにその十年後にはと、
どんどん保険料が上がっていきます。



これは何かに似ていませんか?
そう、住宅ローンのステップ払いです。(^_^;)
生命保険は将来の不安やリスクに備えるものと思うのですが、
その将来に保険料負担という不安やリスクを先送りして良いのでしょうか?



住宅ローンのステップ払いなら問題だと思う人がいても
10年更新の掛け捨て保険では、その事を気する人が少ないのはなぜでしょう。
まずは10年間の保障があれば充分と思う人もいるでしょう。
もちろんそれを否定する事は出来ませんが…
生命保険は海外旅行の保険のように期限をしっかり決められるような
ものでは無いように私は思っています。



契約の時点では10年間の保障で充分と思っていても、
10年後になってまだ保障が必要だと思うかもしれません。
それまでに大病をして、もう保険に再加入する事が出来ない身体だと
判ると保険料が高騰しても継続したくなるかも知れません。
また反対に10年以内に解約してしまう可能性も少なくありません。



そういった事を考慮に入れると…
なんでも”掛け捨て”というのもリスクがあるように思うのです。



私の基本は、まずは”資産性のある保険”を500万円〜1000万円をお勧めし
それを『生涯の核となる保険』として大切に継続頂くようにして
後はライフステージに合わせ”掛け捨て保険”で補完するという考えです。



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