生命保険の資産性…3


前回の続きで今回は…
(1)どのような形で運用するのか?
…という事について考えてみたいと思います。



年間45兆円というビックリするような生命保険市場の中身を分析すれば
多くのムダが見つかる事は私も充分に想像できます。



生命保険は”掛け捨て”にし、そこから余った資金を投資などの運用に回せば
保険契約者も保険会社も日本国も全て良し!…という事でしょうか(^_^;)



生命保険の資産性は基本的はローリスク・ローリターンです。
そこからの資産を投資に回してリスクは生じないのでしょうか?



バブル崩壊後、生命保険に限らず、あらゆる金融商品・預金・ローン等々の
金利は押しなべて格段に下がっているのです。
そんな中でも魅力的な金融商品には必ずリスクがあるという事です。



バブル全盛期にはノーリスクで高利回り(今から思えば)の
一時払養老保険が飛ぶように売れて、終身保険も今の半分近い保険料で
一生涯の保障を契約者は手にする事が出来ました。
それによって契約者は大きな利益を得ることが出来たわけですが…
その分は保険会社がリスクを取ることになったのです。



その後、保険会社が販売する【養老保険】や【終身保険】は予定利率の
引き下げで魅力の薄いものになりました。
それに変って出て来たのが【変額保険】や【外貨建保険】といった
契約者が保険会社に変ってリスクを取る保険商品です。



これからの時代は
右肩上がりは望めないデフレの時代だと私は思っているからです。
すなわち”投資”にはこれまで以上のリスクがあるという事です。



だからこそ、保険会社が売りたがらない保険会社がリスクを取る
資産性の高い生命保険に注目すべきと私は思っているのです。(^_^;)


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