なぜ思考停止に?


保険会社が社員や代理店を故意に忙しくさせて
思考停止状態に陥れるのはどうかとは思いますが…
それが企業戦略であっても不思議では無いと私は思います。



しかし客観的に保険をみなくてはならない独立系FPやマスコミまでが
プレスリリースなどで流される情報を鵜呑みするだけで
本質を見極める力も気力もなく思考停止しているような気がしてなりません。



それでも私は火災保険のセミナーをしたFPを非難するつもりはありません。
これは私のあくまで想像ですが…
彼女もセミナーに備えてそれなりの勉強も下調べをしたはずです。
でもシンプルで判りやすくしたという新型火災保険のはずが
複雑で不明瞭で結局本人も良く理解する事が出来ない状態で
前もってテーマと日程が決まっていたセミナーをやらざるを得なかった。
セミナーに参加した人たちの多くも、定期的に開かれるFP主催のセミナーに
惰性で参加しているのではないかという事です。



お金を払っているのに”惰性”は無いでしょう?
…と思われるかも知れませんが、
何でも資格や商業訓練を受けてからという昨今の風潮からいくと
本当の意味での興味からではなくFP資格の勉強の為とか、
研修を兼ねて法人代理店負担で参加している従業員とか、
主催者との付き合いの中で馴れ合い参加のマスコミとか、
といった緊張感の無い人たちです。
かく言う私も、何も質問せずに終わってしまったわけですから
同じ穴のムジナです。(^_^;)



でも私が思う、その要因は
コンピューターやオンラインシステムの普及によって
複雑で難解な商品やシステムを次から次に生み出す事が可能になり
生産性や効率性や収益性を追い求めるようになった。



しかし、それを扱う人間の、買う側の人間の、アタマはついていけない
…というオソマツではないでしょうか(^_^;)


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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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