FPの火災保険セミナーで


保険商品がどうしてココまで次々に改定されなければならないのでしょうか?
保険会社は改定のたびに抜本的見直しによって
判りやすくシンプルに…といっていますが本当でしょうか?



保険会社が代理店を対照に定期的に開催する”業務連絡会”も、
分厚いレジメに従って社員が入れ替わり棒読みをするだけで
質問も受け付けず、…というか本人達もよく判っていないのではと思うほど
無機質な時間が流れていくように私には感じてなりません。



昨年秋、損保を中心にマスコミに登場するあるFPの新型火災保険に関する
セミナーがあるという事で…
保険会社の御仕着せの業務連絡会では判らない事が見えてくるのでは
という期待もあって妻と参加をしてみました。



会場は新聞社や業界紙関係の顔も見えて中々の盛況です。
ところが内容はというと、火災保険には”時価”と”新価”の加入方法が
あって…といった古典的トークが長々と続き
私は睡魔を抑えるのがやっとという状態でした。
そして
大手損保3社の新型火災保険の特徴を、それぞれ簡単に解説した個所で
TN社の特徴が…
【被災時の評価額が契約時の保険金額よりも低い場合でも、
評価額の1.3倍までなら保険金が支払われる】…
…というものに私の目は点になってしまい妻も同じ表情です。
そもそも”新価”での引き受けしか出来ない新型火災保険において
まったく意味不明の”特徴”です。(^_^;)



しかしセミナーは保険会社の【業務連絡会】同様に質問する機会も
雰囲気も無いままに無事終了してしまいました。
たぶんFPも良く判らないままセミナーをやるハメになったのでしょう。
ここには火災保険に感心がある人がお金を払って来ているはずなのに
私を含めどのくらいの人が新型保険の内容を理解して帰ったのでしょうか。


保険会社の【業務連絡会】とまったく同じように(^_^;)



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