保険の原価…14


岩瀬副社長が…
業界以外の人、すなわち一般の消費者に持ってもらいたい
”問題意識”とは何を指しているのか?



それは彼の発言、著書、そしてライフネット生命のホームページなどから
見る事が出来るもの、すなわちソレは…
『保険は掛け捨てで良い、それ以外のムダな保険料は払っていないか?!』
…というもののようにも思えます。



その為に【保険の原価】という一般消費者に馴染み深い言葉を使い、
そこから『純保険料』『付加保険料』の業界初の開示がいかに画期的で
これまでの保険会社が法外な利益を上げているのに対してライフネット生命
ガラス張りで、保険料を極限まで安くした消費者よりの保険会社である事を
印象づけたのではないでしょうか。



それに付随して、岩瀬副社長の講演やセミナーなどでジョイントしているのが
”投資関連”のものが目立つという事。
ようするに『保険は掛け捨てにして、投資に回して有効利用しよう!』
…という、ここ十数年言われ続けているパターンに私には見えてなりません。



その時、必ず言われるが「インフレに備えて!」という常套句で…
岩瀬副社長も例外なく使われています(^_^;)



私は10年以上前から発言してきた個人的意見です。
もちろん、これから先は判りませんが、私の意見は変りません。



これも、あくまで私の推測でしかありませんが…
ライフネット生命松本大マネックス証券を初め多くの株主が
期待するのは単なる新しい生命保険会社への期待ではなく
岩瀬大輔という若き逸材のMBA的な期待ではないでしょうか。
それは
年間総額45兆円が支払われる生命保険の保険料を大幅に削減させて
それを”投資”に使わせるというのが最大のミッションであって
”生命保険は掛け捨て”は、その”手段”でしかない?というものです(^_^;)




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