保険の原価…１２
生命保険の【原価】は事後的に決まるもの。
【純保険料】【付加保険料】は事前に計算される保険料の分類。
…ということで異論もなく落ち着きそうな気配です。（＾_＾；）
だとすると、ライフネット生命が【純保険料】【付加保険料】を開示し
それが【原価】を公表したと事が大きく取り上げられ、支持者が増えたのは
どうしてでしょうか（＾_＾；）
『坂本さんのレポート』に対して
ＬＮ生命の岩瀬副社長は４月２１日のご自身のTwitterの中で
このような興味深い発言をされています。
ようするに坂本さんがＬＮ生命に対して【生命保険の原価】や【付加保険料】
などについて曖昧な表現を指摘しているレポートに対して
「目的は業界外の人に問題意識を持ってもらいことで７割の正しさが
あればよい」…といったような事が書かれているのです（＾_＾；）
そしてこの曖昧な表現は今後も使っていくと宣言し…
最後に…
「他社のアクチャリーがプンプンする以外は、誰も損しないもん。」
と結んでいます。
これが【純保険料】と【付加保険料】を業界で初めの”快挙”と
それを社長・副社長の著書でも自社のＨＰでも自賛している
生命保険会社の経営者の発言とは驚いてしまいます。
しかし、コレを見てるTwitterの仲間や多くの第三者は
「そうだ！そうだ！」と喝采を送っていることでしょう。
でも岩瀬副社長は坂本さんが他社のアクチュアリーすなわち保険会社に
所属したアクチャリーで無い事はご存知のはずですし…
「誰も損をしないもん」…というのは本当でしょうか（＾_＾；）
このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。
