保険の原価…11


坂本さんのレポートより
私なりに理解した【生命保険の原価】とは?、【純保険料】【付加保険料】とは?   
を極々簡単にマトメてみましが、いかがだったでしょうか?



アクチュアリーのような専門家は誤解を恐れるあまり詳細な数理が登場したり
色々な情況を想定したりで、どうしても難解になってしまうようです。
今回の坂本レポートはとても判りやすいものではありますが
それでも私も何度か読み返し、妻とも議論しながら理解したものです。



坂本さんには大きな違いがあったらコメントを入れて頂くとして…
そんな中から私なりに見えてきたのが…



●生命保険の【原価】も【純保険料】【付加保険料】も 
 あくまで予想値であって決定されたものでは無い事。
●決定されているのは保険料ぐらいで、保険会社が保険金・解約返戻金や
 色々な給付の支払いを調整する事で原価はどのようにもなるという事。
●生命保険はそう行ったやりくりや情況の中から収益を上げていくもので、
 【純保険料】や【付加保険料】を開示したからと言って大した意味が無い事。



このような事をチャンと検証しないでおいて、マスコミやFP・専門家までが
『誰にとっても優れた格安の保険商品』であるかのように持ち上げ
それを”鵜呑み”した消費者がとても増えているのではないでしょうか。
そのことは…
このテーマのきっかけとなった”秋桜児さん”のブログも登録されている
【ライフネット生命応援ブログパーツ】のブログの数々を見ることで
いろいろと見えてくるものがあります。
この事については私のこのブログでも触れていきたいと思っています。



私もライフネット生命には保険業界の閉鎖性を突き破る上でも
頑張って欲しいと思っている一人でもあります。
出口社長や岩瀬副社長ご自身の著書の中でも消費者と保険会社の情報格差
大きい事や、保険商品の非対象について問題提議をされています。



だからこそ、このようなオープンな議論も重要だと私は思っているのです。



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