雇用と景気回復…2


私が団塊の世代の先頭をいく63歳の年齢だから実感するのかもしれません。



景気回復!景気回復!…とバブル崩壊後20年近くもも叫び続けても
その効果は薄く借金だけが山積みされていくのに、
さらにそれをエスカレートさせていこうという現状を見ると、
私の年齢になったのに「20代・30代の時と同じようには馬力を出して働け!」
と、高価な栄養ドリンクやカンフル剤を投入され
「効果が無い!」と嘆かれているような気がしてなりません(^_^;)



世界を見渡せば20代、30代の国もまだまだ数多くあるのです。
円高は”悪”と”円安”に誘導し若い国への労働力流出をくい止めたり、
付加価値が低く労働集約的な商品で若い発展途上国相手に
我が国が競争をすることが好ましいことでしょうか?



日本も戦後1ドル360円の円安で若い労働力が勤勉に働き
メイド・イン・ジャパンを量産し力をつけていったのです。
そしてGDP世界二位の経済大国に発展し…
これまで人類が経験した事が無いという少子高齢化・人口減少の社会に
我が国は世界に先駆け突入していこうとしているのです(^_^;)



これからの日本が歩むべき道は…
これまでの延長線上にはない、ひとそれぞれの価値観や生き方や
働き方を大切にして”争わない””豊かな””多用な”
社会を構築していくことではないかと私は思っているのです。



それなのに(^_^;)
日銀は「新型オペ」で20兆円の資金供給をすると宣言しました。



この強力カンフル注射?が、どこまで効くのでしょうか?
なんせ、くりかしますが若くは無いのです(^_^;)
カンフル剤の勢いで「事業拡充!」と低金利で借り入れても
カンフル剤が効かなくなったら、また借金だけが残るのです。



いつまで繰り返せば気が済むのでしょうか?(^_^;)



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