「デフレと円高の何が悪か」という本を読んで…2


前回(…1)のブログに対して著者の上念司さんからコメントを頂きました。(^_^;)
そこでも上念さんにはいちおう断ってはいますが(^_^;)
しばらくこのテーマで連載をさせて頂こうと思っています。



次に…デフレは「物が売れなくなって消費が拡大しない」と主張されています。



物の値段が上っていくインフレ化では、早く買って置かなければ高い物を
買うことになるので消費が拡大していくのに
デフレ化では早く買ってしまうと、その後に値段が下がっていくので
買い控えが蔓延し消費が拡大しないと、あたりまえの事を上げています。



問題はソレが「悪」なのか?という事です。(^_^;)



昔と比べたら、どこの家庭もモノで溢れているのではないでしょうか。
それらが、ほんとうに必要なものばかりでしょうか?
少子高齢化になれば、これまであったものだけでも余っていくのです。
食糧の4割は食べきれず破棄されているのです。
まだまだ使えるものがゴミとして大量に処分されていきます。
 


いっぽう技術の進歩で
小さなポケットに入るようなiPhoneひとつあれば
テレビもカメラも書籍もCDもビデオも電話もアルバムも…などなど
数え切れないほどのものが無くても暮らしていけるのです。
それも、とても安いコストで。



百貨店やスパーやショッピング・センターの閉店が相次いでいると
報じられていますが、アマゾンや楽天などのネット販売やテレビ通販と
いった店舗を持たない流通は拡大しているのです。
そうなればなるほど昔のような商店やテマヒマをかけた
オリジナルな高級商品が価値を持って見直されるようになって
個人ビジネスをやっている、やろうとする人たちには
追い風になっていくのではないでしょうか。



インフレ時代は生産者が価格を決める事が出来
デフレ時代は消費者が価格を決める事が出来ます。
誰もが消費者ですが、誰もが生産者ではありません。
価格の決定権がどちらにあった方がフェアーだと思われますか?(^_^;)



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