損保代理店と生保…6


こんな恐ろしいトーナメント・システムの中に身を投じる勇気は私にはありません。



仲間同士が合同で代理店を作って上手くいかなくなった例は数多くあります。
それが、このような手数料システム導入がきっかけだとすると…
その手数料システムがきっかけで自滅していくように私は思えてなりません。



次に中核代理店の傘下に入るという事ですが…
その中核代理店が安定した経営を続けていれば問題は無いかも知れませが、
縮小傾向に陥った時に、その手数料が約束されるか疑問です。



そもそも保険会社の代理店政策の中に
廃業代理店の契約移管先としての”中核代理店”という考えもあるようす。
それが魅力で中核代理店を目指す経営者も少なくありません。
そのような気持ちが中核代理店経営の中にあると、傘下に入った代理店と
共生しようという気持ちより、少しでも早く廃業して欲しいと望むのでは
ないでしょうか(^_^;)



もちろん私も63歳ですから、
そんなに遠く無い将来に契約移管を考えなくてはならいでしょう。



メールでの保険相談をしていて良く質問されるのが
「でも、私が保険金を貰う頃にはいらっしゃいませんよね」という事です(^_^;)
そこで私はこう答えています。
「若い営業マンなら確かに○さんが保険金を貰う時まで生きているかも
しれませんが、数年で保険の仕事を辞めているかも知れません。
私は少なくとも75歳まではこの仕事をしたいと思っていますし、
それまでに、私のポリシーに基づいて大切なお客様を引き継いでくれる者を
育てたいと思っています」…と。



私の契約など手数料に換算するとほとんど価値の無いものですが(^_^;)
引き継いで欲しいのは”人間関係”や”信頼関係”なのです。
それにはまた時間がかかるのですが楽しい作業になるでしょう。



問題は代理店手数量が下がっても、どう生き延びるか?です。



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。