損保代理店と生保…2


先日、代理店Fさんの生保営業についての講演がありました。
お客様すべてに”がん保険”をご案内しようと片っ端から電話で
アポイントをとろうとしたら、ほとんどのお客様から
「だったら郵送しておいてよ」…と言われたというのです。



これに会場はドッと笑いがおきました。
お客様の対応が、どの代理店も充分にその事が想像出来たからです。
なぜならば数年前から更新契約の手続きには多くの書類が必要になり
事前にお客様に郵送することが定着化してきたからです。
 


「お伺いしてご是非…」とFさんはつけ加えても
「いいですよ、忙しいFさんにそんな事でわざわざ来た頂なくても…」と言われ
けっきょく、アポイントはほとんど取れなかったというのです。



がん保険のパンフレットを見ただけで…いやパンフレットを見る人も
少ないでしょうし、それでがん保険に是非加入したいとお客様から
連絡してくる可能性はほとんど無いでしょう?



そこでFさんは作戦を変えて「新しいがん保険についてTN社の代理店は、
ご契約者にご説明にいく義務があるので時間を取って頂きたい!」と
かなり強引なアポ取りをしたというのです(^_^;)
そしたら何と、ほとんどのお客様が笑いながらも「いつでもイイよ」と
アポ取りがどんどどん出来て、…がん保険の契約が芋ずる式にとれたという
メデタシ、メデタシの講演でした。(^_^;)



なぜFさんが強引とも言えるアポ取りでもお客様がOKをしたのか?
その多くのお客様が”がん保険”に加入する事になったか?というと
Fさんが損保の仕事を通して人間関係が出ていたからだではないでしょうか。



だからといってこんな荒手に味を占めていつもやるようになったら
信頼が何時まで続くか判りません。
でも限られたお客様を大切にしていけば、節目節目でチカラになって
貰えるのが損保代理店の醍醐味ではないでしょうか。


損保も”人”という極あたまえの話です。



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