またまたデフレの話…3


私がインターネットを始めた頃から…
「これからの21世紀、インフレを前提にした社会はありえない」…と主張していて
ほとんど袋叩きにあってきました(^_^;)
多くの反論は、
「今はたしかにデフレ傾向にあるが、こんなデフレ状態がいつまでも続く訳がない…
あと10年もすれば結果は歴然!」
…なんていわれましたが、それから早いもので10年になります(^_^;)




私がTN社の「長割り終身」がデフレ時代に強い商品と薦めていたら
”入ってはいけない保険”に【長割り終身】があったりしました(^_^;)




その根拠は…予定利率が最低でインフレ・リスクに対応出来い終身保険が問題
なのに、今後魅力的な高金利商品が続々販売されるようになった時に
途中解約したら解約返戻金が減らされる保険なんて”最悪”という…
インフレになる事を前提にした議論なのです。

その頃から保険会社にとってリスクの少ない”掛け捨ての生命保険”が



主流になって現在に至ります。
デフレ時代に保険料負担を先送りするステップ払いのような”掛け捨て保険”
が消費者にとって本当に相応しいのか?という議論は出来ませんでした。
消費者の多くも”デフレ”は一時期のものと思っているのですから(^_^;)




でも保険会社はそう考えていなかったように思えます。
なぜならば「インフレヘッジ」をアピールし、保険会社にとって「デフレヘッジ」した
商品ばかりが私には目がついてならなかったからです。




インフレを大前提とした住宅金融公庫の【ゆとりローン】全盛で
不動産の活性化を国は図ったのもその頃です。




『経済の活性化』…という言葉を今では聞かない日がないほど
誰もがソレをのぞんでいるようです。
活性化する事は悪い事ではありませんが、
果てしないこそが経済成長が環境破壊や過度な競争社会を生んで
人々を不幸にしているのではないでしょうか。




そもそも人間は好景気の時より不景気の時の方が長生きするそうです(^_^;)



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