政治の限界?…3


20日の日経朝刊の【国債50兆円】の記事の下にあった
【雇用対策】の記事にも触れておかなかなければなりません。
鳩山首相が介護分野での雇用創出などを推し進めると…
言ったような記事です。




私は”介護での雇用”についてはこのようなブログも書いていますが、
そもそも雇用にこだわる事に反対しているのです。




今回のブログのテーマは『政治の限界』
20日の日経朝刊の1面に掲載された2つの見出しは
正にその事を象徴している記事だと私は思ったからです。




日本は人口縮小で高齢化社会は避けて通れない道です。
それは日本が最先端を行っているだけで、やがては全世界の問題になる事は
歴然としています。
なぜなら地球は、果てしない人口爆発には耐えられないからです。
ようするに、永久に右肩上がりで経済成長だけを望む事が不可能だし
それが人類にとっても不幸である事を多くの人たちが認識するようになったからです。




それなのに政治は…政権が変って「財政のムダを無くそう」と宣言した民主党
国の借金(国債)を減らすどころか、これまで最高の借金をするというのです。
返済するのは次世代の人たちですが返せるアテがあるのでしょうか?




次に雇用問題ですが…
これからの時代、雇用が減少していくのは必然です。
例え景気回復があっても、雇用が増える事は期待できないでしょう。
企業は収益を上げるのが目的で雇用が目的ではないからです。
雇用ではなく、個人としての働く事を、なぜ推奨しないのでしょうか?
今では多くの仕事が技術進歩やパソコン・インターネットの普及で
工夫しだいでお金もかけずに自営が可能になってきたのです。




例えば数兆円のパイがある産業を企業が分け合っていたのを
自営業の個人が分け合うようになって
企業は消滅したからといって何の問題があるのでしょうか?



「大問題だ!」との反論は当然あるでしょうが(^_^;)


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