出口社長のセミナーを終えて…最終回


会場から出口社長にこんな質問がありました。
「出口社長は大手生保の商品や経営のあり方に問題を感じながらも
なぜ?60歳近くまで日生に在職されていたのですか?」といった内容でした。




これに対して出口社長は「私は怠け者でして…」と私と同じ事を言いだしたので
少しビックリしました(^_^;)
出口さんが遺書のつもりで出版したという【生命保険入門】(岩波書店)
3冊の本の中では私も素直に読む事が出来た名著だと思います。
ようするに生命保険の世界からは決裂したという事でしょう。
職が無くなれば好きな海外旅行の添乗員をやりたいというのも素敵な考えです。
 



そんな出口さんに、まったく新しい生命保険会社の立ち上げに協力して欲しい
という話が飛びこんでくる…そのへんは著書【直球勝負の会社】の中で詳しく
書かれていますが、”人との出会い”をとても大切にして
運命的な形で今の仕事に邁進されている、ということのようです。




頑固ではあるが金銭欲や上昇志向の無い人ではないでしょうか?
「私は怠け者でして…」という言葉は怠け者の私にはよく判ります。(^_^;)
もちろん出口社長と私とでは”怠け者同士”でも、頭の出来が違うし
カタや注目の保険会社の社長、カタや風前の灯の弱小個人代理店…
並べること事態恐れ多い事かも知れません(^_^;)




しかしライフネット生命はあくまでインターネットを主たる媒体として
突き進んでいく保険会社である事、その為には何をしなければならないかを
出口社長自身が当然の事ですが充分に判っているようです。




それは”正直”という事と”情報開示”です。
ライフネットの情報開示は素晴らしいと思いますが内容には?もあります。
正直であればあるほど発信する情報にはバイアスは入るものです。
立場によって答えが180度違う事だってあるのです。
大切な事は、違う立場のモノ同士でもヒラバで自由にモノが言えて
それを多く人が見る事が出来て自分の頭で考えるという事です。




そう言った意味からも出口社長には期待したいものです。
でも私の妻は「保険の話は抜きで一緒に旅をしたら楽しい人でしょうね」
…と言っておりました(^_^;)



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