「バーガーセット」と「保険セット」…続き
セット商品は売る側にとっては単価アップになるというメリットがあります。
いっぽう買う側にとってのメリットは
（１）バラでそれぞれ買うより割安。
（２）どうせ必要なものだからセットになっていたほうがわずらわしく無い。
…といったようなことではないでしょうか。
では「保険セット」で（１）と（２）のメリットを検証してみましょう。
（１）…お客様には単価が不明ですから”割安”であっても実感は出来ず
ただパンフレットや我われ代理店の説明で「割安です」というしかない（＾_＾；）
（２）…従来からの保険、例えば自動車保険でも対人・対物・搭乗者・車両と
必要最小限のものはセットされていました。
初めて契約者にはそれを説明するだけでも充分な時間を要したものです。
私のこれまでの経験から言わせて頂くと”それ以上”のセット説明を
集中力を持って聞くことは厳しいようです。（＾_＾；）
ようするに保険はセットにする事で
『お客様には判りにくくなる事があっても、判りやすくなる事は無い』
というのが私の実感です。
もうひとつ、セットされる”補償”や”特約”が
保険事故があった場合にコレコレが支払われるというモノが多いことです。
宝籤にあたったらアレもコレもついてくるといったようなもので（＾_＾）
そんな事より多くのお客様は保険に加入することで、万が一の事故に
遭遇した時に必要最低限の補償がカバー出来ればよいと思っているのです。
総合保険会社としてお客様にとってより良いサービスをしたいというなら
全ての契約者、または自動車保険や火災保険のソレゾレの全ての契約に対して
『このようなサービスや補償がされています』…
といったようなシステムにしたらどうでしょう。
○社の保険に加入頂ければこれだけのサービスが受けられます！…と
別冊子のキレイなパンフレットでも用意すれば「さすが○社！」と喜ばれ
保険はシンプル、私たちの説明も軽減されると思うのですが…
いかがでしょうか（＾_＾；）
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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。
