小さいことはよいことだ


1967年私が大学3年の頃『大きいことはよいことだ』という
チョコレートのテレビのCMがヒットしました。
社会は高度成長の真っ只中、
私は青春真っ只中(^_^;)スペイン語劇の主役を演じたり、
ビートルズが来日したり、ゲバラが殺されたり…
懐かしい時代です。




あれから42年、世の中は大きく変りました。
これからは『小さいことはよいことだ』という時代だと私は思っています。




もともと昔はみんな小さく身の丈にあった生活をしていたのです。
それじゃ経済が発展しないというわけで、消費社会に拍車がかけられ
労働力が集約され今や金融資本主義になったわけですが、
労働条件は悪化し生活感も暗いものになってしまいました。
労働力を集約して生産性を上げても儲からなくなったわけですから
昔のように戻せば良いだけのハナシです。
 



とても卑近な例で保険代理店を考えましょう(^_^;)
個人で代理店をやっていれば不況で売り上げが半分になっても潰れません。
その間、お客様を商売抜きで訪問したり、好きな事を勉強したり
家族との時間をゆっくり取ったり、お金をかけずに楽しく凌げばいいのです。




大型代理店が不況で売り上げが半分になったら破綻します。
家賃や事務員や社員の給料負担などが大きく圧迫し、それを補うために
強引な営業や専門以外の利益が稼げそうな保険や金融商品と手を広げ
顧客の信用まで失い…




「Dr.KENさんはいいですね!言いたいことが言えて」
…ある大型代理店さんからそんな事を言われビックリしました。
「あなただってドンドン言うべきですよ」と言ったらこう答えました。
「冗談じゃないですよ私ひとりならともかく多くの従業員を抱えてるんですよ、
ガマン、ガマンの毎日でストレスが溜まるだけですよ」と(^_^:)




代理店営業に限らず全ての営業…いや全ての人間関係は…
「この人と付き合いたい」「この人のお世話にになりたい」にいきつくのです。
例え貧しくても、例え代理店経営が出来なくなったとしても
楽しく悔の無い人生が送れればHAPPYじゃないですか(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
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