『保険代理店のファーム化』の異論反論


ブログ【損害保険業界のススメ】に…『保険代理店の行き着く終着点
というタイトルで興味深い記事が書かれていました。
「保険代理店は弁護士事務所のようなファーム化を目指せすべき…」という意見で
最後に「異論反論…教えて下さい。」で結ばれています。




そこの管理人Xさんとは彼のブログのオフ会を通して3年近い付き合いになり
立場や考えの違いを超えてホンネで意見を言わせて頂いています。
だだ…彼のブログのコメント欄には投稿しても直ぐに文章が繁栄されないシステムに
なっていて過去に2度ほど日の目を見ないこともありました(^_^;)
またコメント欄には字数制限も設定されていて…
どうせ書くのなら私のブログにという事にさせて頂きました。(^_^;)



またもや前置きが長くなりましたが本題です(^_^;)



保険会社の社員であるXさんが目指すファーム化とは
自社代理店を効率的管理するための大型法人化政策の流れの中での
選択肢として挙げているものと思います。
となると、そのファーム型代理店は保険会社1社専属でなければ
保険会社としてのメリットは無いのではないでしょうか。




そうなると”プロ集団を束ねる器”として、すでに個々に活躍している
個性的代理店(募集人)をファームに集めるのは困難ではないでしょうか。




私は個性的な代理店(募集人)が主体となって保険会社に囚われず
お客様の視点にたったファーム型代理店が誕生するのは賛成です。
しかし保険会社主導が現実に可能なのか?また可能であったとしても
本当に意味で魅力的代理店が誕生するのか、とても疑問です。
 



個々の募集人が共同経営者となってファーム型代理店を運営するならともかく
ごく稀な経営者を除いて、多くの代理店経営者は”保険契約の帰属”は
募集人でなく自分が経営する代理店にさせたいと思っているのです。(^_^;)




同ブログの『なぜ保険代理店は大型しなくてはいけないのか』について
どうしてもヒトコト触れたかったのですが(^_^;)…次回にします。



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