ミツバチが消えた


アメリカでミツバチが原因不明の集団失踪しているというニュースがあったのは
今から2年ほどまえです。
まるでSF小説のイントロのようで、とても怖いものを感じました。




それから1年ほど経った昨年の6月にNHKのクローズアップ現代
【アメリカ発・ミツバチ大量失踪の謎】として取り上げれました。 




そして今、日本でもミツバチが足りないと園芸農家から悲鳴があがり
4月に農水省が『緊急全国調査』をしているようです。




その原因は色々とあるようですが…
いきつくところ人間の果てしない欲望が絡んでいる事には間違いないようです。




地球上の種の絶滅は
1900年から1960年までは年に1種
1960年から1975年までは年に1000種
1975年以降は年に40,000種…
すなわち毎日100種以上の種を人間が絶滅させているのです。




したがってミツバチが絶滅しても不思議ではないのです。
それがたまたま人間に取って重要だったから騒いでいるだけです。




日本には日本の自然の中で古来から日本蜜蜂がいるのです。
すべて効率性・大量生産・収益性を求め続けてきた結果ではないでしょうか。
それなのに、このミツバチ不足の対策としてアルゼンチンから強力なミツバチの
輸入交渉をしているというのですから…(^_^;)




地球に生息するあらゆる生物は大きな生態系の循環の中で生きていて
人間もハチも例外ではありません。
その人間が生態系を崩し、人間だけが生き残る事が不可能な事は
自然と共に生きてきた古来の人たちには常識であったはずです。




子どもで判る単純な事が、どうして見えなくなってしまったのでしょうか?
そんなことも考える余裕なく傲慢(ごうまん)に突き進んでいったとしたら
人間もミツバチのようにコツゼンと姿を消す時が来るかも知れません(^_^;)



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