実態よりも規範が優先する社会


どうもコレは保険業界だけの問題ではないようです。(^_^;)




世の中のどんどんシステム化・組織化が推し進められ…
実態とかけ離れた”規範”に基盤を置く社会になっていくことです。




これによって個人の活力は弱められ、管理された規範社会の歯車の中で
思考を停止させて人々は生きて行かなければならないようです。




食品の世界も流通や商品の複雑化で、食品表示が絶対的な規範になって
実害が無くても違反する業者は厳しく罰せられ、食品は破棄され
食品を見分ける人間の五感はどんどん弱まっていくことでしょう。




雇用問題でも単細胞の私は「好きな仕事を自由にやれるだろう!」と
思うのですが、現実にはそうもいかないようです(^_^;)
路上で商売をやるのも、何をやるのも資格や技術や届出が必要だそうで、
それを取得するための商売は繁盛しているようです(^_^;)




企業はもとより行政も福祉も医療もすべてが…生き残りをかけて
必死でシステム化・組織化を推し進め、その結果人間らしく働くところを
消滅させておいて、誰が幸せになるというのでしょうか?




この先に何があるのか?…今こそ
人間として根本的に考えなければならない帰路に立たされていると
大袈裟でなく私は思っているのです。
 



こういった閉塞感溢れる社会情勢の中で…
アラフォー世代の勝ち組カリスマ『勝間和代さん』が支持されるのでしょう。
彼女はマーケティング能力がとても高い人だと思います。
時代が求めているものを素早くキャッチしハウツー本に判りやすくマトメ、
ビジネスに繋げていく才能は抜群です。




しかしハウツー本はあくまでハウツー本で…
それが有効であればあるほど、今おかれている
人間社会の根源的な問題から目を逸らされていくような気がするのです。



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