新型インフルエンザ騒動に思う


新型インフルエンザで日本でも感染者が出て大騒ぎです。
私の娘も5月2日に10日間のアメリカ旅行から帰国したのですが
成田に着陸するや防菌服に防菌マスクの検疫官が機内にドカドカと乗り込んで
映画【アウトブレイク】みたいで怖かったそうです。
今でも保健所から娘に健康状態の確認のための電話がかかってきます。




もっと気の毒なのは彼を赤ん坊の時から知っているメキシコ駐在のO君一家です。
奥さんと2人の娘さんは帰国させられ、しばらくは禁足状態で保健所の管理下に、
近所からの陰口があったりでイヤな思いをしているようです。




なんだかココまでヒステリックに…と思うのですがパンデミックを水際で防ぐには
しかたないのかもしれません…しかし、やっぱり納得できません(^_^;)
アメリカン・スタンダードを押し付けるような先進国に都合の良いグローバル化
散々やっておいて、
このような事態になると、国境の壁を高くして排他的になってしまうことです。




国家や国境はあくまで人間が勝手に地球上に作ってしまったものです。
私は究極のグローバル化とは国境を無くすことだと思っています。
そのかわり文化・風土・宗教・言語・歴史などで地域を細分化して自治権をあたえ、
誰でも自由に行くことも、住むことも出来ればと思っているのです。




もちろん軍隊は必要なくなり治安を守るための国連のような組織が機能すれば
充分ではないでしょうか。
パンデミックの恐怖は21世紀の人類にとって戦争より怖いものかもしれません。
なんせ相手はウイルスです。(^_^;)
毒性の強いウィルスによって世界中で多数の死者が出るような事態になったら
もっともっと国境の壁が高くなり、限られたワクチンの奪い合いになり、被害はさらに
拡大していくように、私には思えてなりません。
新型ウイルスに対応するワクチンも
地球規模で全体を見渡し集中的に配分することが大切で
国家や国境は常に紛争の種になり、常に人々はその犠牲になるのです(^_^;)




またまた繰り返しになりますが…(^_^;)
【奪いあったら足りないが、分かちあったら余る】のです。



人気blogランキングへ



このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。