「無かった事にしましょう!」とは言えない…


『企業や政治に頼っていてもロクな事にならない』
…というのが私の考えですが(^_^;)
企業や政治をアタマから否定しているわけでは決してありません。
企業も政治も無ければ困ることはたしかです。
もう少し厳密に表現すると
『企業や政治に頼りきられると企業や政治も困ってしまい
その結果ロクなことをしかねない』
…ということです。




その典型が公的年金問題だと私は思っているのです。
社保庁のあまりにも酷い実態に怒りを覚えることは私同じです。
だからと言って
「責任は政府にあるのだから責任を持って支払え!」
と言われてしまえば「いやーアレは無かった事にしましょう!」なんて
立場上は口が裂けても言えないようです。
こんな騒ぎが無ければ年金に無関心でアテにもしていなかった人まで
「オレは幾ら貰えるのか?」と思うようになって、
年金の”取り付け騒ぎ”にも成りかねません。
野党もマスコミもココゾとばかり実態を暴露し責任を追及し
年金問題が政争になって野党も具体的対策案を提示しなければなりません。。




ようするに与党も野党もマスコミも国民も…
「いやーアレは無かった事にしましょう!」とは言えなくなり
何が何でも払わなくてはならない制度になっていくわけです。




その結果…
●大型増税をする。
●年金を一旦は払った形にして、そこから同時に差し引く事が出来る
 名目の制度を作る(後期高齢者医療のような)
●全国に公営カジノを作って払った年金を巻き上げる(^_^;)
…とダンダン国が国民を管理しコントロールしやすい制度になっていって
  閉塞感あふれる窮屈な社会になっていくような気がするのです。




繰り返し言ってますが…
【奪いあったら足りないが、分かちあったら余る】のです。
そして日本はソコソコ裕福な国であるのです(^_^;)



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